アラフォー前半野郎の婚活

いわゆる婚活を始めてはや1年。今年中の結婚を目標に、日々婚活奮闘する模様をダラダラ書いていきます。

Takebayashi、虎の巻④~終戦

こんばんは。

先日ご報告しましたとおり、昨日16日に本命Sさんとの二次面接に行ってきました。前日まではドタキャンにびくびくしていましたが、なんとか今回ドタキャンはなく、とりあえず二回戦に進めることにホッとしていました。

結論からすると、タイトルでお察しのとおりですが、この二回戦をもってSさんとの戦いは終了しました。もう何というか、完敗でしたね。。私的には残念でたまらないのですが、「Takebayashi、虎の巻シリーズ」は今回をもって完結となります。

でわ、昨日の流れをいちおご報告しときます。吹っ切れたいので、あまりもう触れたくはないのですが、ブログですから仕方ないす。ちょっと長くなりますが、ご容赦下さい

昨日のお店はいつも以上に気合いを入れて、リサーチしました。和食系の店にする予定だったので、食べログをもとに雰囲気がよく、しかも点数が高いところを探しまくりました。検索にトータル3時間はかけたでしょう。その結果、食べログ評価3.5越えのいい感じの和食居酒屋にたどり着き、そこを予約しました。

めちゃくちゃ緊張しながら待ち合わせ場所で待っていると、Sさんは現れました。『お待たせしましたー』。『いやいや、忙しいところありがとう!』てな感じで、季節はずれの暑さとかの話をしながら入店。もうこの時点で、緊張はなくなっていました。

予約したお店は評価通り、食べ物も美味しく、接客サービスもいい具合で、店の選択はバッチリだったと思います。そんな美味い刺身やサラダ、肉などを食しながらトークもいい感じに盛り上がりました。

ここで話した内容は、恋愛などの話は一切せず、仕事のこと、お互いの会社のこと、学生時代の頃の話、資格取得の話、観ているテレビや聴いてるラジオ、生活リズムのこと。全くと言っていいほど話題に尽きませんでした。

Sさんはすごく笑い上戸で、私のクソほどにつまらない話でもよく笑ってくれるので、ついついこっちも喋りすぎてしまうんですよね。ただ一方で、冷静に(こりゃモテるわ。男なら勘違いしてしまう)とも思いました。笑顔が多い女性はモテる。これはほぼ間違いないでしょう。

そんなんで〆の釜飯も食べ終え、約3時間ほど滞在し、お店を出ました。会計はもちろん全額私持ち。Sさんは出そうとしていましたが、『ここはいいから!じゃあ、軽くもう一杯だけ行こう。そこでちょっとだけ出して』てことで、スムーズな感じで二軒目へ行くことになりました。

二軒目へ行く途中、私は今日告白まではいかなくとも、ある程度の好意を見せて攻めようと決意しました。このまま世間話だけしてたんでは恐らく関係が進まないと思ったからです。Sさんには一応彼氏がおり、立場的に圧倒的不利な私にはリスクを負った攻めが必要だと判断しました。

そして二軒目は照明が落ちた、いい感じのバーへ。ウイスキーを推してる店らしく、私もSさんも店のマスターにオススメのウイスキーを注文しました。

隣のお客さんも近く、どのタイミングでそういう恋愛的トークに入っていこうか模索していると、Sさんからこの手の話題に切り込んできました。『ど、どうなんですか?Takebayashiさんは?れ、恋愛は?』 (ん?そっちから振ってくるのか!?)と何だか変な感じがしました。Sさんがこの辺りからやけに緊張し始めたのも分かりました。

私『どうって。。。いや、ぶっちゃけ俺の好意はある程度感じてるわけでしょう?』

Sさん『あ、ええ、まあ。。実はそのことなんですが。。。私、彼とちゃんと付き合ってます。』

私『…………あ、、そ、そう。えっと、何と言えばいいのか。じゃあ、何で食事に?事前に断れば良くない?』

Sさん『いや、なんかLINEで断るのもどうかと思って。それに、私彼氏います!とか言うのも変じゃない?』

私『いや、そんな直接的に言わんでも、しばらく忙しいから無理とか言ってくれればさすがに察したのに…』

私が仕掛ける前に、Sさんから先制攻撃を受け、そしてその一撃で私は死にました。私が関係進展に意欲を燃やすなか、一方でどうやらSさんは、今回の食事を私に引導を渡す場として臨んできたようでした。

話を聞くと、私がSさんと一次面接したまさにその翌日、彼氏と会い、『ねえ、私達ってちゃんと付き合ってるの?』と問い質したらしいです。そしたら、その彼氏から『うん、ちゃんと付き合ってるつもりだよ』という返事をもらい、ここから再び彼氏との愛の炎が盛り上がったようです。

確かに一次面接した後、Sさんに変化があったことは感じていました。一次面接時には、次回二次面接も確定みたいな感じだったのに、その後誘ってみるも、土日NG、ドタキャン、という仕打ち。これにより、さすがに厳しいのか…とは確かに感じていたけれど、今回また食事に応じてくれたことから、まだ微かな期待は持っていたのです。その期待は、脆くも崩れ落ちたわけです。

Sさんからすれば、土日NGの時点で私が察するだろうと思っていたようです。しかし、それでもまだ誘いが来るもんだから、一回食事に応じてその時に直接言うことにしたそうな。

ただ、だからと言って、私は自分でそんなにしつこかったとは思っていません。今回は本気で狩りにいったわけだし、食事を完璧に拒否られるまでは積極的にいかないと納得出来なかったと思います。

最初にI、Sさんとの3人飲みでは、Sさんには隙がありました。一次面接でも隙がありました。そして私はその隙を突破口にして積極的に誘ってきました。しかし、昨日会ったSさんには、全くその隙は見あたりませんでした。死角なし、とは正しくこのことです。私はどうすることも出来ず、これをもって、私は敗北を受け入れました。

そんな話をしつつ、お互い二杯ずつ飲んだところでお店を出て、Sさんを駅まで送り届けたところでお別れしました。別れ際に『じゃあ、また機会があれば飲みましょう』となりましたが、二度と二人で飲むことはないでしょう。

Sさんを見送った後、私は何故か電車に乗らず、歩き続けました。歩きながら、悲しさと悔しさで、涙が何度も出てきました。そのままボーッと2時間ほど歩き続け、結局4~5キロ歩いたのでしょうか。自宅まで歩いて帰ってきてしまいました。時刻は深夜2時を過ぎていました。

今は少し落ち着き、何とかこうして昨日を振り返ることもできています。しかし、心は深く傷ついています。分かってはいましたが、想像以上のダメージでした。。

冷静に考えれば、無謀な戦いではあったと思います。相手は彼氏もち、そんな相手に恋愛レベル15の私が勝負を挑んだわけですから。元々勝ち目は薄い戦いでした。

でも、やはり勝負を仕掛けた以上は勝ちたかった。大逆転勝利を収めたかったです。この勝負での唯一の収穫は、再び虎に戻ることが出来たこと。昔のような尖った牙ではありませんが、それでも自分なりに攻めたことは事実。結果的には敗北しましたが、この点では自分をちゃんと褒めたいと思います。そして、自分を奮い立たせてくれたSさんにも感謝しています。悔いはありません。

今はただただ悲しい。少しの間、傷心モードが続くと思います。ですが、それでもコンタクト、及び交際者との面接は重ねていきます。遮二無二動くことで、また何かいいきっかけが出てくるかもしれません。

悪いことばかりではない。生きていれば必ずいいこともあるはず。それを信じ、少しずつまた前を向いていけるように。