アラフォー前半野郎の婚活

いわゆる婚活を始めてはや1年。今年中の結婚を目標に、日々婚活奮闘する模様をダラダラ書いていきます。

因縁の地②

Aさんにコーヒーを飲めるところを検索してもらうと、丁度帰り道にプリンを食べられるお店があったので、そこに向かうことに。結構帰りは渋滞していたので、車内で色んな話をしました。

もうお互いそんなに気を遣わずに喋れていたので、『ぶっちゃけAさんの結婚する人の条件て、何かあるの?』と聞いてみました。『うん。2つあるよ。一つは共働き希望の人。もう一つは私の話にリアクションしてくれる人。Takebayashiさんはその両方とも満たしてくれてるの』との返事。ちょっと照れて『でもそんなの、満たす人は結構いっぱいいると思うけど?』と聞くと、『そんなことないよ。特にリアクションしてくれる人はほんと少ない。ずっと気遣って私が喋ってばかりで疲れちゃって。気遣わないとお話できない人とはどう頑張っても無理だよ』

これを聞いて、私はとても共感できました。(あ、同じだ)と。私もコミュニケーションがうまく取れない人とはもう無理だと感じていたから。そういう意味で、私とAさんは似た者同士だったのかもしれません。

ただ、当然共感できない点もありました(^。^;) Aさんは、やはりそれなりにモテ女らしく、彼氏がいない期間を作りたくないんだそうです。『彼氏がいない期間てのは、最高どれくらいなの?』と聞くと、『半年もないよ。』(は、半年……だと!?(-_-#) ピクッ) この発言には正直引きました。そしたら俺なんて一体どうなるんだ?と。。どうやらAさんは、かなりの寂しがり屋のようです。てか、そんなにすぐ恋人作れるのがすごい。作ろうと思っても作れないのが普通ではないのか(*_*;

また、Aさんの予定では、今年中に籍を入れることが目標とのこと。今年中に結婚意思のない人とは無理だと言ってました(゚o゚; この話のとき、私の意思は聞かれませんでしたが、仮に「今年中に結婚する意思はない」とでも言っていたら、恐らく即斬りされていたでしょう。私も早く結婚したいとは思っていますが、何が何でも今年中に!とまでは思っていません。これを言ったら、どうなることやら…その場では言えませんでした( ̄。 ̄;)

目当てのプリン屋に着くと、そこでも並んでいました。既にマグロ屋で並び疲れていたので、ここはテイクアウトでプリンを2つ買い、車内で食べることにしました。

プリンを食べ終えたのが、17時頃。いちお夕食も一緒にしようと思っていましたが、全く腹が減っていませんでした。とりあえずこの後の予定は、都内に戻りがてら考えることに。

都内に戻る途中の某有名港町に、古い高層タワーがあったのを思い出し、そこに寄ることにしました。海沿いに建っているタワーです。そこに登ってみると、なかなか良い夜景★ Aさんも最初は、『えー、どうなの?このタワー』とか言ってましたが、そこから見える夜景を前にすると、『わー、意外とキレイ!』と喜んでくれました。やはり女性というのは、夜景好きな人が多いんですかね。

タワーに登った後でもまだお腹が空かないので、とりあえず都内に戻り、Aさんの自宅近くでどっか軽く何か食べようという話になりました。するとAさんから、『前々から気になってた、ちょっと行きたいインドカレー屋さんがあるんだけど、そこ行かない?』という提案。私的にも全然賛成だったので、Aさん自宅近くまで戻り、そのインドカレー屋へ入りました。

そこではカレーのいい香りが漂っていて、私は食欲をそそられました。お互いカレーとナンがつくセットをオーダー。Aさんはまだそんなに腹減りじゃなかったようで、2枚あるナンのうち1枚しか食べられず、残りは私が全部頂きました。

食べ終えるともう21時を過ぎていました。Aさんの自宅はすぐそこだったようですが、いちお最後まで送っていくことにしました。『朝迎えに行ったとこで降ろしていい?』と聞くと、『あ、えーと…うん。。』と何だか生煮えの返事。『??』何だか自宅前まで送っていってほしい感じをうけたので、私はAさんの自宅前まで送っていくことにしました。

そして、Aさんの自宅マンション前に停車。するとAさん『あのさ、ちょっと渡したいものがあるんだけど、ちょっと待っててもらっていい?』と言い残し、マンションの中へ入っていきました。(なんだ?)ここで、私はピンときました。(そっか、もしかしてバレンタイン!?)少しすると、Aさんが降りてきて、

『はい、これ。いちお作ってみたんだ。フォンダンショコラだから、20秒位チンして食べてみて』

『え、マジで(゚ロ゚)!??すげー嬉しい!ありがとう!!』

このサプライズには完全にやられました。バレンタインなど全く意識していなかったため、この不意打ちに私は心をAさんに盗まれてしまいました。

お別れして自宅へ戻る間、色々と考えました。というよりこの段階では、何かもうAさんと付き合いたいと思ってしまっていました。

Aさんは確かにモテ女で私とは住む世界が違っているし、言動も時々『え!?』と思うことがあったり、言いたいこともズバッと言う強気なところがあったりしますが、自分の100%希望通りの女性なんているわけがありません。であれば、自分の許せる範囲での欠点であればそれは大目にみて、自分に好意を持ってくれている女性を選ぶのが一番いいのかなと。歳も歳ですし。

何よりAさんがいいのは、ほんとあまり気を遣わず、自分が素でいられることです。今まで自分に好意を持ってくれた方は確かにいましたが、ここまで自分の素を出せたのはリアルにAさん位かもしれません。一緒にいてとても楽しく、また会いたいとも思わせてくれます。

そんなわけで、まだ次の面接のアポイントは取っていませんが、もう次回の三次面接の流れと勢い次第でコクっちまおうかと思っています。これはもはやラストチャンスで、この機を失ってはいけないような、そんな気がしています。

ただ一方で、ちょっと冷静な見方をすると、「なんで俺!?」と思うところは正直あります。歳もアラフォーのおっさんだし、まだ会って数回なのに好意を持たれるようなことしてないのに…(・_・;) 『ちょっと結婚を焦りすぎて、冷静さを欠いていませんか?Aさん』と聞いてあげたいです。

そんな状態で実は昨日、36歳Hさんとの二次面接にも行ってきましたが、既に答えが出かかりつつある、そんな状況になってきています。