アラフォー前半野郎の婚活

いわゆる婚活を始めてはや1年。今年中の結婚を目標に、日々婚活奮闘する模様をダラダラ書いていきます。

もう一つの戦い、始まる!?②

Sさん『うーん、居るのかな、居ないのかな。。よくわからないけど、多分居るんだと思います。』

その答えで、私の心は崩れ落ちました。まあ、予め分かっていたこととはいえ、微かな期待を抱いていたためです。その期待は脆くも外れました。ただ、Sさんの断定的ではないその言い方が気になったので、心が崩れ落ちかけながらも出来るだけ平静を装って、『多分??居るのは居るんでしょ!?』と聞いてみました。

Sさん『うん、まあ多分付き合ってるんだと思います(笑)。その人とは一時期ちゃんと付き合ったんですけど、その後別れて。でもその後も何回か会ってて、また付き合うことになったんです。でも、毎回会って食事だけする仲なんですよね~。でも、他の人にはちゃんと付き合ってるって公言してるらしいし。よく分からなくて。どーゆーことなんですかねえ…』

私とIは、顔を見合わせました。どうやら、週末だけ食事する彼はいるらしいが、いつも食事だけしてそのまま帰るというパターン。それでもいちお形上は、恋人同士になっているようです。

I『じゃあ、その彼にどう思ってるのか、はっきり聞いてみればいいじゃん』

Sさん『えー、、うーん、でも、何か怖いし。。』

彼氏にはっきり聞くこともできないようでした。

その後、Sさんがトイレで席を外しているとき、Iに『どう思う?』と聞いてみたところ、Iは『完全にダメ男にハマってるパターンすね。要は身体目的っすよ。そいつは絶対他に彼女いますね。』とのこと。

そしてIが、段々酔っ払ってきたのか、徐々に暴走し始めます。

I『何だよー、TakebayashiさんとSさんダメだったか!てか、ぶっちゃけTakebayashiさんはSさんどうっすか?』

私『(ダメだ、こいつ。暴走し始めた( ̄。 ̄;))いや、俺は全然Sさんいいよ!』

I『お!Takebayashiさんはアリね!じゃあ、Sさんだ。Sさんはどーよ?Takebayashiさんのこと』

Sさん『え、いや、だって、、取引先の人だし。。そんなこと』

Iの暴走で、私のSさんに対する好意が露わになり、私ももはやどうでもよくなり、その暴走に乗り始めました。

私『いやー、残念だわ。でも、もしその彼がダメになっても、俺が最後の救いになってあげるわ!』

Sさん『あはは!本当ですか!?』

終盤はそんな会話を展開してました。

ただ、私は微かですが、会話から若干の手応えを得ていました。それは、Sさんには確かに彼氏がいるが、そこには「隙」があること。Sさんも周囲からは結婚のプレッシャーに追い詰められ、そんな状態でも将来何を考えてるのか分からない彼氏。不安を感じないはずはありません。その不安が会話の節々にでるのです。それを私は見逃しませんでした。

なので、これはもしかしたら可能性があるから、絶対LINE聞いとくべきだなと思い、お会計のときに、『皆でLINE交換して、また飲みに行こう!』ってことで、無事LINE交換に成功しました。これで、とりあえず本日の目標は達成です。

お店を出て、私とIは同じ駅、Sさんは違う駅なので、お店を出たところでお別れしました。駅までの道中、Iとの会話。

I『Takebayashiさん、もしかしたらチャンスはあるかもよ』

私『何故だえ?』

I『Takebayashiさんが外で電話してるときに、ぶっちゃけTakebayashiさんどうなの?って聞いてみたんだ。そしたら、イエスともノーとも言わずだった。しかも、あのダメンズ彼氏だろ。ここで押しまくればいけるかもしれないっすよ』

この言葉を聞いたとき、俄然勇気が湧いてきました。確かに現状不利かもしれないけど、まだ終わっちゃいない、微かな光明を見いだしました。