アラフォー前半野郎の婚活

いわゆる婚活を始めてはや1年。今年中の結婚を目標に、日々婚活奮闘する模様をダラダラ書いていきます。

Takebayashi、虎になる

帰宅後、早速Sさんへ『今日はありがとうございました。また飲みましょうね!』と、お礼のLINEをしました。すると、程なく『こちらこそありがとうございました!また飲みましょう!』と、返事が来ました。

御礼の返事が来ることまでは想定内。ここからの展開をどうするか、が問題です。「また飲みましょう」は、社交辞令でもあるので、これをそのまま前向きに受け止めることはしませんが、かといって、こちらから動かねば進展はなし。いつ、どう誘うか、その晩迷うに迷いました。

翌日、私の中で結論を出しました。それは、「熱の冷めないうちに、早々ストレートに誘うこと」でした。変化球で誘うことも検討しましたが、ここはもう直球で押し込んだ方が吉と出るような気がしました。そして、その飲みの翌日には、思い切って『また一緒に食事付き合ってもらえないですか?』とド真ん中ストレートを投げ込みました。しかし、その日中にはSさんからの返事はありませんでした。

(さすがに厳しかったか…(>_< ))と諦めかけていた翌日、SさんからLINEが。『分かりましたー。いきましょう!』 (っしゃあ!!)無事、私のストレートで空振りを取りました。と同時にこの瞬間、これから私はSさんに対し、攻めに攻めることを決意しました。私は「虎」になります。

ここでいう「虎」とは、するどい牙の生えた猛虎です。すなわち負けを恐れず、猪突猛進にその牙で狩りにいくこと、それこそが「虎」です。

かつての20代の頃の私は、そこそこの虎だったと思います。飲み会にいくたびに、その中で気に入った子には必ず電話番号聞いて食事に誘ってたし、取引先とかもあまり意識せずに誘いもしたし、通ってる英会話教室の女性スタッフに自分の電話番号を渡したり。。勝敗はともかくとして、とにかくアグレッシブだったと思います。その勝負に負けても、すぐ切り替えて次にいっていました。

ところが、30も半ば前後からは、完全に自信を失い、なかなか女性を誘えなくなりました。後先ばかり考え、ふられることを極端に恐れ、自分からの猛虎的アプローチは影を潜めました。友人から何回も絶好スルーパスを出してもらいながら、言い訳をして逃げてばっかりでした。すっかり牙が抜け落ちてしまい、自信喪失から負のループに完全陥ってしまっていたのです。

4月からの深夜に、往年の名作アニメ『キャプテン翼』が再放送されていますが、その主人公・大空翼のライバルである日向小次郎も、かつて猛虎と呼ばれた時の勇ましさを一時なくしていました。しかし、かつての恩師である吉良監督のもと、沖縄で波に向かってボールを蹴り続け、ついに「タイガーショット」を体得し、再び猛虎・日向小次郎が復活します。その後、そのタイガーショットで、大空翼率いる南葛中との全国大会決勝戦で、勝てずとも負けずの勝負をし、両校優勝という結果をもぎ取りました。そう、日向小次郎は正しく「虎」に戻れたからこそ、結果を掴んだのです。

私も小次郎のように、もうこんな状態は脱しないといけません。もう一度あの頃のように、再び牙の生えた猛虎になり、ガンガン攻めないとSさんは落とせないでしょう。

いや、虎になり、ガンガン攻めたところで、落とせるかどうかは分かりません。しかし、仮にこの戦いに負けたとしても、間違いなく後悔はしないと思います。そう、後悔のないように戦うこと、それこそが今私に最も必要な気がします。いい意味で、取引先のIが私を吹っ切れさせてくれました。

Sさんとのサシ飯日程は、早速今週の13日に決定しました。まずは、気負いすぎず、Sさんとの一次面接に臨みたいと思います。そして、一次面接でも、様子みながらある程度押していくつもりでいます。

ところで、婚活での交際者である36歳Yさん。こちらはこちらでまだ斬りません。Yさんには申し訳ないですが、まずはSさんとの勝負を軸にして、婚活を進めていきます。これは、最後に勝つための戦略です。